40代看護師が振り返る|病棟から訪問看護に転職して変わった3つのこと
2026-04-25
この記事の目次
こんにちは、まーなです。
私が病棟看護師から訪問看護に転職したのは、30代後半の頃でした。
40代になった今、改めて振り返ると、転職して変わったこと・気づいたことが沢山あったなぁって思います。
今日は、その変わった3つのことを、本音で書こうと思います。
同じように40代でキャリアを見つめ直している看護師さんの心に、少しでも何か届いたら嬉しいです♡
病棟から訪問看護に転職して変わった3つのこと
私が転職して変わったのはこの3つです。
- 身体と生活リズム:夜勤がなくなって、家族との時間が宝物になった
- 収入:思っていたより下がらず、結果的に増えた
- 看護師としての専門性:訪問看護ならではの学び+少しの心残り
それぞれ詳しく書いていきますね。
転職することになった背景
私は20代後半で准看護師の資格を取って以来、ずっと病棟勤務でした。もちろん夜勤もこなしていました。
「まだまだ経験を積みたい」「もっとスキルアップしたい」
そう思っていた矢先、家庭の事情で夜勤を続けることが難しくなったんです。
子育てをしながらの夜勤って、もともとギリギリのバランスで成り立っていたんだなぁって、今振り返ると思います。
悩んだ末に、転職を決意。タイミングよく知人から訪問看護ステーションを紹介してもらい、人材不足の追い風もあって、すぐに採用が決まりました。
変わったこと①|身体と生活リズム
訪問看護に移って一番大きく変わったのは、生活リズムでした。
- 毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝る
- 朝・昼・晩、3食ちゃんと食べる
- 結果、体重がじわじわ増えました🤣
身体への負担は本当に激減しました。夜勤明けのあの独特のだるさ、頭がぼーっとする感覚、肌の調子の悪さ……あれが日常からなくなるだけで、こんなに違うんだって驚きました。
そして、もう一つ予想していなかったこと。
家から近い職場だったので、出勤時間がぐっと短くなったんです。
朝、家族が学校に出かけるところを玄関で見送れた日。「いってらっしゃい」と声をかけられた、ただそれだけのことで、思わず泣いてしまいました。
看護師として働いてきた間、家族との生活リズムにズレが生じることが何度もあって。「これでよかったのかな」って葛藤した夜も、数えきれないほどありました。
その答えのひとつを、訪問看護への転職でようやく受け取れた気がしました。
同じように夜勤と家庭の両立がつらいと感じている方は、夜勤のない働き方を一度真剣に検討してみてほしいです。失うものもあるけど、その分**得られる「当たり前の毎日」**は、想像以上に心を満たしてくれます。
変わったこと②|収入は意外と維持できた
転職前、一番不安だったのはお金のことでした。
夜勤手当がなくなれば、当然、収入は下がる。家計を支える身として、ここは譲れない条件だったんです。
ところが、ふたを開けてみたら——。
収入はほぼ水準キープでした。
そして勤続年数を重ねるうちに昇給も加わって、今では病棟時代より月3万円ほど多くなっています。
もちろん、すべての訪問看護ステーションがこうとは限りません。ただ「夜勤をやめると収入が大きく減る」と思い込んでいた私にとっては、本当に嬉しい誤算でした。
「夜勤を辞めたら収入が絶対に下がる」と思い込んでいませんか?私もそうでした。でも実際は、ステーションの条件や勤続年数、昇給のしくみによって変わってきます。転職前から諦めずに、いろんなステーションの条件を比較してみることをおすすめします。
変わったこと③|看護師としての専門性(少しの心残り)
訪問看護で働きながら、私は正看護師の資格を取りました。
詳しくは 准看のままでいいか迷っている方へ|正看を取得して変わった3つのこと に書いています。
看護の根拠を一から学び直すなかで、じわじわと感じてきた感情があります。
**「やっぱり、病棟も好きだったな」**って。
訪問看護で得られる学びは、本当に沢山あります。在宅でしかできない看護があり、ご家族との関わり方も病棟とはまったく違う。
それでも、病棟で得られたはずの専門性、急性期でしか磨かれないスキル——そういうものへの思いが、正看護師の勉強を通して、自分のなかでよみがえってきました。
慢性期や回復期出身で訪問看護を考えている方は、入職前に自分のスキルで対応できる利用者層を担当できるかを、面接で確認しておくと安心です。具体的な事前準備のポイントは 訪問看護への転職、事前準備|急性期未経験の40代看護師の本音 にまとめています。
同じように悩んでいる40代看護師さんへ
私は今も、自分のキャリアの「正解」を見つけられたわけではありません。
でも、こうしてブログに書き出してみることで、自分の気持ちが少しずつ整理されていくのを感じています。
- 夜勤をやめて良かったこと
- 収入は意外と維持できたこと
- 家族との時間が宝物になったこと
- それでも、専門性への思いがあること
ぜんぶ抱えながら、40代の私は今、自分の看護と向き合う日々を過ごしています。
人生は一度きり。後悔したくないからこそ、今の自分の気持ちに正直に、次の一歩を考えながら行動していきたいって思っています。
同じように「このままでいいのかな」と立ち止まっている看護師さんがいたら、あなたの気持ちは私もぜんぶ通ってきた道です。
焦らず、ゆっくり、自分のペースで選んでいけますように♡
それではまた、まーなでした。